今日6月23日(土)2018年度第38期ファンケル株主総会に行ってきました!
今年で参加は3回目です。今回は懇親会だけでなく、総会にも参加してきました。レポを書いていきます〜
今年は総会に参加することを目的としていたので、1時から始まる総会の30分ほど前に会場に着きました。
あいにくの雨だからか、遅い会場入りだったからか、今までのように並んでる列はなく、すぐに入れました。
決議書を渡し、出席票を受け取ります。
これがお土産受け取り票になるので、無くさないよう、ちゃんと首から下げました。
総会が始まるまで少し時間があったので懇親会会場に行ってみます。
現在販売してる商品や、新商品などの展示がありました。
私が気になったのは新ブランド「アンドミライ」。
20年前に比べ、顔の無表情、ブルーライトによる肌の衰えが増加しており、ブルーライトを防ぐことができる成分が入ってるそうです。
その成分が入った液体をかざして、ブルーライトを顔に当てた実演をしていて、本当に全然通してなかったですよ。ブルーライトは肌の透過率が高いそうなので、気をつけねばですね。
そしてお楽しみの特別価格セットは、なんと半分以上が完売に。
そっか、欲しければやはり早く来ないとダメなんですね。私は「えんきん」3袋入った「見る健康セット(5,832円→4,000円)」や「青汁セット(4,340円→3,000円)」が欲しかったのですが・・・
SNS見たら「見る健康セット」は開始30分で完売していたそうです。
私は「コラーゲンセット(4,973円→3,500円)」だけ買いました。
他の商品も惹かれたのですが、家にまだ似たアイテムのストックがあることや、なんとカード類すべてが入ったケースを家におき忘れてしまい、現金をキープしておきたかったというのもあって、これだけにしておきました。
去年はレジ待ちに20〜30分かかったのに、今年はすぐに回ってきました。
今年は一嵐去ったあとと言うことですね。
さて、メインの株主総会。
今年は初めから最後まで拝聴しました。
途中までは、そんなに面白くないな〜と思っていたのですが、質疑応答が進むにつれて、ファンケルの社風や顔が見えてきたような気がしました。
スマホでメモったため、拙いですが、気になったものを一部載せますね。
ファンケルの株価は上がってるが、株式を分割するか?
株価はここ数年で3.5倍。投資単位は50万円以内を推奨されている。
株主さまとの対話を非常に重視。
大勢の株主さまに長期保有してもらいたい。
株式分割は貴重なご意見。
株を保有しやすい方法をたえず模索してる。
訪日客はどのくらい買ってるか?
86億。伸調。
勢い衰えていない。
空港でのお店ではトータル15億円売り上げ。
通信販売の海外比率については、通信販売は国内のみ。海外には出荷してない。
通販の割合は4割程度。店舗とほぼほぼ同じ。
スマホからの購入は5割以上、増えた。
越境EC。事業リスクがとても低い。
中国では70品目認可。70店舗で展開。
しかし中国で健康食品の認可を取るのはハードルがとても高い。
中国を最重要市場としているが、国内で販売してるものを販売しようとしているのか?
中国専用の食品を開発してる。
厳しく制限されている。
中国の規定に適合できないため。
中国のニーズに応えて、より優位性を持たせる。
専門チームで深い議論、開発。
訪日客の9割が中国、4割がサプリを購入。
国内のお客に対して、情報雑誌を削減しているとのことだけど、どういう工夫を考えてるのか?
購買層は幅広い年代。世代によってコミュニケーションの手法に変えている。
機関紙(エスポワール)発行部数を2割削減、5億円の浮き。
そのかわり広告を強化。
新規のお客過去最高。売り上げを拡大。
第二類、第三類医薬品にもいろいろチャレンジしてるが、どうなの?
最近は販売規制が緩和。
ビタミン類。医薬品の類。
食品の範囲内で、お客様に販売。
体内効率、効果的に。
水溶性のビタミン。改良、長持ち。
医薬品にはできない技術をその範疇でやっていきたい。
総会の目的事項と関係ないものとあるものを懇親会と総会とで分けて欲しい
2000年の上場。
ファンケルの株主だけでなく、ユーザであってほしい。
率直にお話しいただけたら。
引き続きこの形で進めていければと強く思ってる。
昨年3月。株主数が10万から7万に。
26%減っている。海外投資家が増えた。やむなし。
個人の投資家が保有してほしいがご意見前向きに検討。
海外先行投資の規模感を教えてほしい
海外事業、3年。
アジアは卸売り事業展開。特に追加の投資はない。
アメリカは化粧液10mlの化粧液がアメリカの生活習慣に受け入られなかった。
アメリカでのブランド「ポーシャ」、進出して来た背景。
インターネットを使った販売。
アメリカは再調整。勝ちストーリーを作った上で、成長の基盤を作った上で。
保険食品の許認可、ある程度お金がかかる。十数品。
利益を活用して、投資している。
「ポーシャ」は開発してから15年経つ。
横の広がり、ヨーロッパ、東南アジア。
海外の広告、先行投資、どうなの?
国土50倍、50州。
広告宣伝費ゼロ。
ここへ来て極めて好調。
それはsns、youtube。売り上げに貢献している。
2017年。ブラックマスク、トップセラー。
Instagram、花火。ブロガー、youtuberで花火上げ続けた。
ポーシャ。海外の現地法人。黒字展開。製造工程、100%USA製造。
ご期待。
通信販売は4/19から送料100円かかるのに、楽天、Yahoo!は送料無料、なぜ?
先方とのシステムの改修が異なる。
送料値上げ。社会現象になるほど。14億円程の値上げ。
あまりもの値上げで企業努力でも厳しい。苦渋決断。
購入すると送料以上のメリットを考えてる。
サービスの向上。
臨床試験、外部からはとらないの?
機能性表示食品、8品。
臨床試験済み。試験内容。
試験方法、監修、指導。
消費者庁。厳しい。第三の機関。CRO。
wブラインド。
我々の意思は介在することはない。
外部取締役、池田憲人氏のV時回復についてのコメント
会社に蔓延する大企業病。
創業の原点、負の解消。チャレンジ精神。活発に意見交換。
その結果がV字回復につながった。
池森賢二氏のコメント
5年前戻った時、社員の空気が下がっていた。
広告先行戦略、株主から反対の声。
ファンケル大学。原点に戻る。
社員はみな素直。しっかりしたモチベーション。
V字回復。
現島田社長の信頼の厚さ。
もっとファンケルが大きくなる。
無印良品を参考「安心がライフスタイルを提供する」。
81歳、最後の仕事。私の最後の夢。
この中で、特に気になったのは株価分割。今日現在のファンケル株価は5,570円、株主になるには55万7千円が必要です。
「株主様はファンケルのお客様にもなってほしい」というのであれば、素人の私が言うのもなんですが、ファンケルの商品を実際に買っているのは女性だと思うんです。
ならばアース製薬のように株式分割をして、単価を低くし(そのかわり株主優待の内容度も低くなるけど)株単価を低くして株主を増やしたり、すかいらーくのようにお店にも株主優待の告知をする(ジョナサンやバーミヤンには各テーブルのバナーに株主優待の告知が掲載されてました)など株主になるメリットのアピールをすべきでは?と思いました。
ファンケルの答えは?というと、株主総会の招集通知の中に、来年3月からは株主優待を変更との告知。
株主優待の内容を3,000円相当から5,000円相当に変更しました。ただ6ヶ月以上の保有が必要で、これでいうと2018年の9月30日までに取得し、2019年3月31までキープしておかないと株主優待は得られません。
その心は?と考えると、確定日だけの売り買いでの優待取得はさせない、長期保有してもらうといったところかなと思いました。この告知後、株価はさらに上昇しました。
追記:この後、2018年12月にファンケル株「1株→2株」の株式分割に変更&実施しました。
100株だった株は200株に、また200株は6千円分の株主優待カタログから選べる優待になりました。
さてさて最後になりましたが、お土産はこちら。
グラノーラフルーツMIX(567円)にディープチャージコラーゲン(サプリ84粒 738円相当 )、マイルドクレンジングオイル(ハーフサイズ1,058円)、温冷アイマスク(非売品)の4品。アイマスクがいくらか見当がつきませんが、3千円弱くらいかなと思います。
今回初めて総会にも参加して、いろいろ良い刺激になりました。
総会が終わったのは15時前、約2時間の会でした。
会長さんは御年81歳なんですね、81歳になっても「夢」を持って会社を支えてるんですね、本当すごいと思います。
私が81歳になった時に働けるかなと思うと、こんな40半ばでへばってる場合ではありませんね。(笑)