ヘアカラートリートメント

白髪染めヘアカラーやめてみる!自然素材染め?試行錯誤あれこれ

夏に無農薬&無肥料農家さん宅にて、住み込みの農業体験や諸々のお手伝いをしてきまして、いろいろな刺激を受けてきたのですが。
その中で驚いたことの一つに、農家さん宅の部屋を掃除してる際に、抜け毛が全く見当たらないというのがありまして。
それをホストさんに伝えたところ「髪を染めるのにヘナを使ってるからかもしれない」とのこと。(もちろんそれだけじゃなく、健康的な食生活云々もあると思いますが・・・)

なるほど〜
確かに・・・私、今から8年前の2014年に頭頂の抜け毛がひどくてロングヘアーからセミロングにカットしました。

頭のてっぺんがハゲてきた
頭の分け目がハゲっぽくなってきたので髪の毛をロングからセミロングにカットしたよ前から気にはなっていたんですが。抜け毛の事です。 ここ半年くらいからでしょうか、ずいぶん「頭皮が見える(=禿げてきた)な」と感じまして...

それ以降も抜け毛は変わらず・・・よくよく思い出してみると、その数年前から白髪が気になって白髪染めヘアカラーをやってたんですよね。
よく美容師さんが施術中に「しみたり痛くないですか〜?」と聞かれて、別段痛くないし(ごくたまに痛い時もあったかけど)「痛くないです〜」と答えたアレは、実は頭皮にはしっかりストレスだった可能性は十分にあるってことなのかも。

それで、帰ってきてから早速ヘナを仕入れてトライしてみました。
これから1年くらいはヘナでチャレンジ(白髪染めカラーはしない)!という意気込みで。

いやこれがなかなかどうして一筋縄ではいかないのでございます。笑
結論から言いますと、今段階で3種類のモノを試してみて「これならいいかな?」というレベルまで染めることができました。

長くなりますが、お付き合いください。

トライ1 クイーンズヘナ


ホストさんオススメのヘナがこちらの「クイーンズヘナ」。高品質というところがポイントだそうです。
「クイーンズヘナ」は紹介制商品で紹介がないと買えないのですが、某買い物アプリにも出品されてるよとので、そちらで入手しました。出品額は100gで2,500円前後といったところ。

こちらのヘナはインドの西、ラジャスタン(昔行ったことある!)で採れた良質のヘナを使用。
植物由来100%、化学成分無添加で髪にやさしく、カラー剤だけでなくトリートメントにも使われているそうです。

色はニューブラウン。匂いは井草の匂いそっくり、畳のよう。

ブラウン系に染まって欲しいと思って色だけで判断してニューブラウンを選んだけど、色濃く染めたいならレッドを選ぶべきだったのかもしれません。

下準備として、染めたくないおでこや手、耳などに膜をはるために椿油を塗り

ヘナの溶かし容器には使ってない大ききな陶器皿を使用しました。

お湯をポットで沸かして少しずつお湯を入れ

ペースト状になるくらいまでまぜて、マヨネーズほどのゆるさがベスト。

↑この写真よりもう少しお湯を足した方が塗りやすかったです。

家にある染め用のハケで塗っていきます。(過去に白髪染めカラー用で購入したもの)
paimore-imperial-haircolor1-1
このブラシは本当便利で、家でセルフ染めするとき必ず使ってます。

用ヘアダイブラシ(アマゾン)

塗っていきます、写真だとやや硬め。

もう少しゆるい方が付着するし乾かないし良いかもです。白髪が見える根本から数センチのみ塗布。

全体塗り終えたら、ヘナが乾かないようにラップをして1時間。仕上がりに期待してワクワク・ソワソワしながら待ちました。笑

待ってる間、どうも乾いてきてるようでポロポロ落ちて、土のようなものが床に・・・。
汚れないうちにコロコロで掃除しましたが、うーん自宅ヘナはなかなかリスクあります。

その後お湯で洗い流し、さて、仕上がりは?

ヘナ前

ヘナ後

うーん、早く結果が知りたくて、髪の毛が乾く前に写真を撮ってますが、ぼんやりはグレーに色づいた感はあるのですが、ハッキリ言うと期待していたほど染まらなかったという感じでございました。泣

しかし、思い起こせばホストさんの髪の毛はオレンジ色に染まってたな・・・
ナチュラルなヘナ色の方が良いのかな?このままでは白髪まんまだし・・・と終わりの始まりがスタートしたのでございます。

トライ2 ヘナファッション ナチュラルヘナ


ヘナは染まらないんじゃないか、いや色の選択がそもそも間違ってたんだと頭の中で何度も自問自答を繰り返してた時に、ナイスタイミングで楽天からクーポンが届きまして、じゃあこれで高品質なヘナを買ってみたら良いんじゃないかと思い、こちらを選んでみました。
お値段は100g1,000円ちょっとでした。

色は前回の失敗を踏まえて基本の「ナチュラルヘナ」、粉はカーキ色。匂いは畳。

こちらも天然成分100%、インド北部デリーの隣のハリアナ州の工場でつくられてるヘナ。
機械選別した後、原材料のヘナの葉の塊から、さらに手作業で小枝や不良な葉などを取り除いてから粉にしているため、ヘナの染料の含有密度が上がって良く染まるようになってるそうです。

今回はあたため重視で、ホットプレートの上にお湯をはった上に皿を置いて、冷めないようにゆるく温めながらおこないいました。

それはもうベッチョリたっぷり塗りました。

この時も塗り終えてからラップし1時間放置。

この時もポロポロ乾いたところから土のようなものが落ちてきました。う〜んヘナ意外と面倒・・・。

お湯で洗ってタオルドライ。おっ染まってる!白髪のところがオレンジ色!

乾かしてみたところ。おお、しっかり染まってる!!今度は成功しました!

しかし、喜びは束の間。
染まったのは良いのですが、色がかなりのオレンジで、私は特に分け目部分の白髪密集度が高く、このままだとよくお婆ちゃんで紫色とかの白髪染めしてるじゃないですか、まさにあんな感じのビジュアルなのです。

しかもよく見ると根本やもみあげ部分は白く残ってる箇所もあり、完全には隠れておらず、返って老け感が増しているような感じも・・・
このヘナを買ったお店では「ナチュラルヘナで染めた後、インディゴで染める2重染めをすると落ち着いた色になる」とのことでした。次回トライするのもありかもです。

ヘナファッション ナチュラルヘナ・100g(楽天)

ヘナファッション ナチュラルヘナ・100g(アマゾン)

トライ3 カラートリートメント シエロ


ヘナが染まるのは分かった。けど2度同じ作業するのはちょっと面倒。
ヘナと同じように頭皮にダメージが少なくて、手軽なものはないか・・・と考えた末にカラートリートメントにたどり着きました。

こちらはシエロのダークブラウン。「たった1回で驚きの染まり!」のコピーに惹かれました。笑 ドラッグストアで1,200円ほどで購入。

カラートリートメントは昔も散々使ってまして、私の場合、白髪はあまり染まらなかったんですが、黒髪部分は結構染まった感じがありまして、ヘナカラー後なら良いんじゃないかと思いました。

ダークブラウンは少し紫がかったニュアンスのあるカラー。

こちらはもう目に入る部分のみ、分け目と生え際のみ塗布。それも乾いた髪に直接ブラシで塗って、1時間ほど放置(※私独自の使い方です)した後お湯で洗い流しました。

結果どうなったかと言いますと・・・おお、これならいいのでは!

生え際部分も結構しっかり染まって、白髪感はかなり緩和されました。
セルフで塗ってるので白髪が残ってるところもあるのですが、パッと見ではわかりません。

・・・もしかして、カラートリートメントだけで染まったかも?笑
昔トライしたのは今から4年前ですから、より染まるように進化してるのかも。
しかし、オレンジ感も垣間見れるので、やはりヘナ+カラートリートメントが為せた技でしょう。

シエロ カラートリートメント 全体用 ダークブラウン(楽天)

シエロ カラートリートメント 全体用 ダークブラウン(アマゾン)

ということで、白髪カラーを使わない自然素材染めあれこれ、これにて終了!
(この問題根深いので、しばらくしたら続編があるかも?笑)

なんなら白髪はもう染めないっていうのも一案ありですよね。私の姉が数年前からそうなのです。
若い頃から白髪が多い家系で、母も早いうちから真っ白に。潔く諦めるのも手かなと思います。
私は夫の目がうるさく、自分もすごく老けて見える気がして気が引けてためらってしまうのですが。

しばらくはヘナでしっかり染めて、気になる部分はこまめにヘアカラーの二段階染めでいって、1年くらいの長期で試してみようと思います。

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