健康

もし自分がジョコビッチだったら、ここまで食事に気をつけられるか?

本「ジョコビッチの生まれ変わる食事(新装版)」です。

ひょんな事から読んでみました。
読むきっかけになったのは、BBCニュースによる、ジョコビッチ選手のワクチン未摂取インタビュー。
ワクチン未摂取のジョコビッチ選手は、オーストラリア入国が許可されず、1月の全豪オープンテニスの欠場を余儀無くされました。

インタビューではワクチン未摂取に対して問われており、決してワクチン批判派ではなく、自分の体内に入るものはいかなるものも常に慎重に検討し、評価している、ワクチンに関する情報を鑑みて、ワクチンの接種を見送ることにしたというもの。

私は全くと言っていいほどテニスは見てないので選手もあまりわからないのですが、この時ジョコビッチ選手の「食べ物、サプリメント、水、スポーツドリンク、燃料として体内に入るものすべてを常に慎重に検討し、評価してきている。」という発言に驚き、どういう食事を普段されてるのかな?とネット検索したところ、こちらの本にたどり着きました。

もう6年も前の本なんですね!
読んでみると主に「グルテンフリー」のことが書かれており、なるほどあのグルテンフリーダイエットが一時期ワーっと広がった時の張本人の一人か〜と思いました。
(6年前というと当時の私は、何か一部だけを取り除くor一部だけを食べる食事療法に飽き飽きしていて、ホールフード的な全てをバランスよく食べることが結果的に体の求めているもの、という考えで聞く耳持たない派でした)

小麦粉断ちをしよう

この本で一番言いたのは「どんなカタチの小麦粉も摂取するべからず」ってこと。
まずは2週間続けてみよと。

それは「グルテン不耐症」であることに気づき、トップアスリートの彼だからこその選択なのですが、書いてあることはどれも実践しやすそうで、ちゃんと何を食べれば良いのかも書いてくれています。

グルテンとは?
小麦、ライ麦、大麦などに含まれるたんぱく質の一種。
小麦粉に水を加えてこねるとグルテンに。グルテンには粘度と弾性が強いという特性があり、様々なお菓子や料理に使われている。
グルテン不耐症とは?
グルテンが含まれる食事を食べると、腹痛・下痢などの消化器症状が生じる疾患・症状。お腹の張りや集中力が下がることも。

確かに私自身も思い当たる節がありまして、週末の昼間にパスタを食べたりすると、その後ものすごくだるくなって、シャットダウンするように横になってしまうんです。

さらに平日のお昼ご飯は「そば弁当」だったのですが、長年続けてたら夕方お腹が張って苦しくなり・・・(前はそこまでではなかったのに!)おそばに入っている小麦粉がダメなんですかね?

今は訳あってお昼は白いご飯で、それだと全然平気なのです。(その分血糖値が上がるのか夕方だるくはなりますが)

なので「小麦粉不耐症」、もしかして自分も!?その気あるかも?と思いました。

本のニュアンスは「まずは2週間、きっちり、しっかり断とう?でないと本当に自分が小麦がダメなのかわからないでしょ?」って感じなんですよね。
断った先には、霧のかかったような頭の中がスッキリし、体のだるさも取れ、長時間でも翌日でもフルで動けるというのです。

しかし、小麦粉って本当どこにでも入ってるんですよね。
パン、麺類はもちろん、クッキーや揚げ物の衣、(飲料も含めて)インスタントもの、外食全般・・・まだ自分で選べるものはセーブできるものの、頂き物のお菓子やイベント先など断ち難い誘惑の罠もあり、ちょっと抗えないです。

ここはジョコビッチ先生を信じて・・・出来る限りのことをやるしかないですよね。(白目)

砂糖・アルコール・カフェイン・乳製品も断とう

砂糖も極力減らし、なんならアルコールとカフェインもカットしようと書かれていました。

私事で言うと、カフェインはそこそこ(ゼロではないですが)前のように午前中のコーヒーは無くなりました。
ただコロナで紅茶が予防になるというのと聞いて、時々午前中に紅茶は飲んでます。
その他はこの前買ったルピシアのお茶を飲んでます。

アルコールは本当は別に飲まなくても良いんです。
アルコールを摂取するタイミングって、私の場合夫さんの晩ご飯待ちか、一緒に晩酌って時が大半で、手持ち無沙汰や付き合いみたいなのも多いんですよね。やめれないんですけど。やめないとですね。

まぁ上の二つはなんとか頑張れそうです。
問題は「砂糖」ですよ。砂糖。やっぱり・・・ダメですよね。
チョコもダメだそうです、「スクロース」という糖がダメ。ジョコビッチ先生は大会に優勝するまで2年間食べなかったそうです(さらっと書いてましたが)。
許されてる甘いものは朝の蜂蜜、ティースプーン2杯。「フルクトース」の摂取だそうです。

乳製品も断とう

グルテンフリーとインシュリン急上昇を避ける生活を2週間続けて、なおも「膨満感、おなら、腸のけいれん、吐き気をもよおす症状がある場合は、「ラクトース不耐症」の可能性も。
その場合、牛乳、チーズ、アイスクリームなど乳製品もやめてみよう、と書いてあります。

こうなると・・・食べるものを本当に気を付けなければなりません。(チーズもNGかぁ・・・泣)

大事なのは、「何を食べるか」よりも・・・

勘違いしてはいけないのは、ここに書いてある「食べてはいけないもの」はジョコビッチ選手の場合であって、人によって違うから、自分の体の声をきちんと聞いて、自分にとって正しい食べ物を選ぼう、「何を食べるか」よりも「どう食べるか」、量より質、ゆっくりと意識的に食べることを大事にしようと説いてます。

なので、スマホやテレビ見ながら食べたりするのは×。

これらのなかの「断ち」シリーズ、実はこのブログでも何度も書いてきました。
しかし、数ヶ月経てばすっかり忘れたり、体の不足分を感じたりして、また復活しちゃってることを繰り返しており、自分の意思の弱さを感じます。本当断ち難い代物です。

本の中には食事の他にも、マインドフルネスを始め、瞑想やヨガなども行われていると書かれていました。

自分がジョコビッチだったら?

私、こういう著名な方が書かれた本や映像に触れると時々思うんです。「もし私が○○だったら?」
もし自分がジョコビッチだったら?そう思うだけでその人のマインドが入ってくる気がするんですよね。
今日はスマホをシャットアウトして、瞑想でもしようかなという気になります。(時々してますけどね!)

とは言え、本に書いてあった「ひまわりの種」と「かぼちゃの種」を真似して早速ポリポリ食べてたら、いつもとは違う腹痛、胃のあたりの鈍痛、吐き気のような不快感があって数時間経った今も抜けないので(笑)何事もトライアンドエラーですね。(これが原因かわかりませんが)
なんでも自分にフィットするというわけにはいきません。

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