ホールアース(Whole Earth)リュック BACKPAC 15Lです。
会社を辞めて、田舎暮らしをしたい、しかしその前にロケハンというか、場所探しと言いますか、もう少し自然に触れ合いたい。
登山まで行かずそも、日帰りハイキングやキャンプなどで自分の体を慣らしていきたい。
そんな思いもあって「まずは道具だ!」と色々少しずつ買っています。
このリュックはたまたまアウトドアショップで見かけて「あ〜こういう、あまり知名度がなく(ロゴもふにゃふにゃ〜としてカッチリしてない感じが風来坊っぽくて良い)て軽くて機能的なリュック、良いよなぁ」なんて思ってかけてみて、でもその場では買い物目的が違かったので買わず・・・
その夜色々ネットを物色していたときに再び目にして、お店の期間限定クーポン、ネットクーポン、クレカポイントとトリプル合わせ技でかなりお得に買えることがわかり、思わず買ってしまいました。
届くまでは15リットル小さい?登山っぽい(街では使いにくい)?等、色々懸念材料ありましたが、結果オーライで今は毎日のように使ってます。
当初思っていた使い方とはだいぶ異なり、買い物で大活躍しています。(笑)
では、早速レビューいきましょう!
Whole Earthとは?
Whole Earthは1991年にブランドが誕生、スポーツメーカーのデザントが扱っていたアウトドアブランド(2011春夏より取り扱い止め)でしたが、2017年からは株式会社フラッグが展開している日本のアウトドアメーカー。
トレッキングウェアやキャンプ用品の開発を中心に、ファミリーやソロ、レジャー、カジュアルと、さまざまなアウトドアシーンを支えるブランドです。高スペックなギアが豊富なところもホールアースの魅力。
今回このリュックを選んだ理由は、色が落ち着いていて(結局無難な黒を選んでしまいましたが)街でも使いやすそうなこと、持ったときに軽かったこと、仕様がちゃんとトレッキング感があること。
あとは持った時にしっくりきたことかな。(その時は20リットルだったかもしれませんが)
サイズは15リットル、27x39x17cm。
ネットで買ったのでイマイチサイズ感がわからず、届いた時は「小ちゃい!?やっちゃったか〜」と思いました。
この上のサイズに20リットル、25リットルとありまして、もうワンサイズ大きくても良かったかも?店頭で買ってたら絶対20リットル選んでますね、きっと。笑
しかし「そんな20リットルの荷物・・・持てるの?」という自分自身のキャパ疑惑があったため「まずは15リットルから」と。今思うと「ちょうど良いかも!」と感じています。(どうせそんな荷物持てない)
見た目は小さいのですが、マチが深めでかなり容量は入ります。
側面の方までジッパーがついてるのも良いですね。
まずは900mlのペットボトル2本、余裕で底2本置けます。
2リットルのペットボトルも余裕で縦置きできます。
自分がソロキャンで使う想定で、タープとグランドシート、カメラを入れてみたところ
全然余裕で入ります、ペットボトル900mlも立て置きで入りました。
シュラフはと言うとちょっとキャパオーバー。
やっぱりシュラフなどを入れる場合はもう一回り大きいリュックじゃないとキツイですね。
背中内側にあるポケットは
A4サイズもすっぽり入ります。
手前側にポケットがあるので、出し入れはやや面倒ですが容量はあり、ちょっとした書類なら全然入ります。
私は現金を入れたお財布や、カード類を入れておくことが多いです。
その手前のファスナー付きポケット。ここ、外側からアクセスできるようにして欲しかったなぁ〜
雨降ることを想定してるのか、外側は割ときっちり防水感あります。
外側のポケット上部、ジップはやや硬め
ここにスマホやサングラスを入れることが多いです。
内ポケットも充実していて、ペンが挿せます。
私はこのペン挿しを結構活用しています。
下側のポケット
ここはあまり活用できてなくて、タオルハンカチやおしぼりなど入れてます。
で本体のジップ。
気になる点は、三箇所とも同じ青のストラップが付いていて、ポケットのジップと間違えやすいこと。自分でキーホルダーなどをつけて区別できるようにしたいですね。
両脇のサイドポケットはメッシュになってます。
900mlのペットボトルも楽々。私はミニサイズのペットボトルや折り畳み傘を挿してます。
ちなみにストックも脇ポケットに挿してみたのですが、ストックが長すぎてアンバランスでした。
短くなるタイプならアリかも。
今回購入して一番「買って良かった!」と気づきを得たのがこの胸ベルト。
こういうトレッキング用のバッグを使うのって初めてだったんです。
今まで重いものを持つのって疲れるから避けてたんですけれども、この胸ベルトがあると肩にかかってた荷重が胸側に分散されるんですね。
すると負荷が肩一極集中が上半身全体に分散されてすごく軽く感じるんです。こんなにも違うとは!
これなら今までデスクワークで体が鈍りになまってる私の体でも少しは重い荷物が運べそうです。
背中がクッションが効いたメッシュタイプ。
背中側に硬いものを入れても安定感あるし、メッシュのおかげで多少の汗は発散される感じがあります。
その他、この穴ひもは何に使うのかな?笑
底部分にはポケットがありまして
中身を出しますと
レインカバーが入ってました
雨が降った時にはカバーをつければ防水完璧!
さて、使う時は来るかな?笑
なんだかんだと使い始めてから3週間ほどが経ちました。
当初はもう少しハイキングなどで使う予定だったのが、今時点では街歩きがほぼ100%です。
こう見ると、街歩きなら15リットル全然ありというか、ドンピシャ、むしろデカいくらいなんですよね。
私はいきなりトレッキングというより、徐々に慣らしていきたい気持ちがあるから、これで良かったと思っています。
色もダークグリーンのと迷った(そもそも店頭で目に入って惹かれたのがグリーン)のですが、今思うとどんな服の色とも合わせやすいブラックは正解でした。
話がそれますが、購入候補にモンベルのバックパックがあったのですが、実際にお店に行くといかにも「登山!」感があり、色もやっぱり派手で、いやもう少しタウンカジュアル感があった方が・・・本当にどっか行くの?(誰と?一人で行けるの?)などの思いがあり、私にはうまく合致しないと思いとどまりました。
良い〜!と思うところは先述の通り、胸のベルト補助のおかげで荷物が軽く感じること。
(写真ではぎゅうぎゅうに近づけてますが、今はもう少し緩めて使ってます、首に当たるのが嫌なので。)
今まで自転車通勤だったし、夫頼りで重い荷物なんて自力で運んだことなかったのが、無職になって買い物も徒歩で行くようになって、重い野菜ジュースパックや豆乳パックもこのバッグに入れて運んでいます。(気分はゲーム「DEATH STRANDING」です・笑)
重い荷物を持ち運んでみると、自分がいかに体力不足で背筋などを上半身使ってこなかったんだなぁと思い知らされました。
確かに、単なるウォーキングや日々のヨガではこういう部分、鍛えられないんですね・・・
程よい疲れがあって、買い物の荷物運びは練習にはちょうど良いと感じています。
ちょっと残念だなと感じてるのは腰ベルト。リュックが短すぎて腰まで届かず、荷重がかかりにくいのが現状です。
もしかしたら、リュックをもう少し下に下げても良いのかもしれません。
もうひとつ気になる点は、胸ベルトなどのバックルが硬いこと。
私がアラフィフの老齢だからか(ペットボトルの蓋も開きづらい年頃です)左手ではまず開かず、右手でやっと開く感じです。
使い続けて、少し柔らかくなってきた感じもあるので、慣れの問題かもしれません。
上記にも書きましたが、ファスナーも同様に硬めで、ちゃんと最後まで締めれないのが現状です。
ホールアースは全体的に硬め、ずんぐりむっくり感あるかもです。
(モンベルで試した時はシェイプされた形で、すごく簡単&軽く開閉できたので、随分違うもんなんですね)
もう一つだけ残念ポイント言わせてもらうと、スマホが出しにくいです。
まぁこれはリュック全般に言えると思いますが、ホールアースはファスナーが硬めでしっかりとした作りなので、横にスライドしてポケットからスマホを出そうとすると、硬めのファスナーが邪魔をする、また本体とポケットのストラップが同じなため、本体を開けたのか、ポケットを開けたのかわからない時があります。
そうなると、ファスナーを半開けした状態で使ったり(↓この写真もよく見るとポケットのファスナーが開いている)
それに気づけなくて夫に閉められたりと、うっかりが多い私にはやや危険なところがあります。
スマホポケットに関しては、手前側に別でスマホポーチを付けるのもアリなんですよね。
今探してるんですが、私のスマホは大きくて、ちゃんと入るのか心配なのと、結構良いお値段がして普通の安いリュックぐらいの価格なので悩んでます。
気に入ってるところ
・あまり知られてないブランドでどこにも属していない感
・私でも重い荷物が運べる(自分的には。2キロくらい)
・アウトドア仕様なのにタウンカジュアルで街歩きにも◎
気になるところ
・ファスナー類が硬め
・腰ベルトがうまく機能してない
・スマホの出し入れがしにくい
色々書きましたが、トータルでは買った満足感や気づきが大きく、買って良かった、買ってみるもんですねぇ。
私的には、普段の街でも山でもオーケーな、シーンの境目がないフレキシブルな使い方ができるリュックは使い勝手が良く、これからも使い倒していきたい!と思いました。
→ホールアース BACKPAC 15L(アマゾン)
→ホールアース BACKPAC 15L(楽天)
余談ですが、姉からのススメで今Youtubeの「徒歩ソロキャンパー」動画をよく見ています。
女の子が一人で十数キロの荷物を背負って(!)電車で数時間、バスで移動、時には一時間近く歩いてキャンプ地に向かう様は、見る度に開眼というか、勇気もらってます。
え!?本当にそんな重い荷物を!?持ち運ぶなんて?正気!?しかしその重さすら楽しんでる様子。私なら自宅から最寄駅でさえも無理でしょう。笑
靴とかもワークマンとかで(いや私試着したし・・・決して歩きやすいわけじゃないし・・・)などいらぬ心配したりして、その逞しさに惚れ惚れ。結局本人さえ満足してれば、モノはある程度機能してれば良いんですよね。
私も基本的にはスナフキンのような放浪、多くを持たず旅から旅へみたいなところに憧れがあるので、そういうまさか徒歩な上にソロキャン!っていう自由奔放な生き方にはまたひとつ人生の選択肢をもらったような気がしています。